首元のたるみケアはここ。
年齢が隠せない部位といえば、手の甲と、首元。ですよね。みなさん、顔はよくお手入れされていますが、首元のケアは甘い。首元のケア方法の情報も少ないのが現状ではないでしょうか。今回は、首元のたるみに対するセルフケアについて。
首元がたるむ原因。
首元のケアといえば、顔と同じように化粧水や乳液、日焼け止めクリームを塗ったり、リンパマッサージでしょうか。保湿も、リンパマッサージも有効ですね。
しかし、たるみの根本的な原因は、骨格、筋肉にあります。
普段の生活で、スマホを見たり、パソコンを操作したり、集中しているとついつい猫背になって、首は前に倒れ、顎を突き出した体勢に。頭部は、とても重いので、前重心になった頭を支える、首、肩の筋肉の負担は、相当なものです。首こり、肩こりにもなりますね。さらに、この時、肩甲骨は、、外側に開いています。
では、この時、首の前側の筋肉はどうでしょう??緩んで使われていないことがわかります。この状態が、首元のたるみの原因になっているのです。
たるみケア。ポイントは肩甲骨
では、このたるみ。原因が、首の前側の筋肉が使われていないことなら、この筋肉を働かせるためにはどうしたらよいでしょうか??
ポイントは、肩甲骨。ここで簡単な体感ワークを。
- 肩を後ろまわしにまわして、ストンっと下ろす
- 肩甲骨を、背骨側に引き寄せるように意識する
- 頭を背骨の上にまっすぐにのせる感覚。
この状態で、首の前側の筋肉にかるくテンションがかかったことを体感できたでしょうか??この状態が、首元の若々しい張りを生み出します。
肩甲骨を正しく動かすためには??重力を利用する
根本的な首元のたるみケアには、肩甲骨が正しい一位置にあって、よく動くことが大切です。ただ、背筋を伸ばして、力で肩甲骨を背骨側に寄せても、数十秒と持ちませんね。では、どうすればよいかというと、答えは、重力を利用するです。
重力を利用するためには、骨盤力と姿勢です。
カラダは、全体で看ます。
脚〜骨盤底筋〜腹筋〜肩甲骨〜首筋の筋肉〜舌。このラインが全体として統一感のある美しい姿勢をつくります。その一部として、肩甲骨が重力で背骨側に寄り、その作用で首元の張りが生まれるのです。(ついでに、ウエストのくびれも)