脚のむくみセルフケアのポインントはここ。
1、むくみケアのいろいろ。
脚のむくみは、そのままにしておくと、老廃物が蓄積して、セルライトの原因にもなります。その日のむくみは、そのひとうちに。それが、むくみケアの基本です。
むくみのケアといえば、着圧機能のあるストッキングや、タイツを履く。リンパマッサージをする。ウォーキングをする。入浴する。ツボを刺激する。などでしょうか???
どれも、有効ですね。
ところが、これらのケアをいくらやっても、ここのポイントをケアできていないと、効果も半減。逆に、ここさえ押さえておけば、ムクミはかなり解消されます。
2、ムクミ解消のポイント
①股関節
股関節の内側、鼠径部には、鼠径リンパ節という大きなリンパ節があります。ここにリンパが滞ると、ムクミにつながります。
股関節をよく動かして、リンパ節を刺激します。股関節の柔軟性を高めるストレッチをじっくりやります。
1、脚を前後に開脚して座り、前の方の脚は膝を外側に曲げます。上体を膝を曲げた方の脚の方に向けて、そのままお腹を床に近付けるように倒します。伸びてる部分をゆっくり感じます。
②内転筋
内転筋とは、脚を内側に引き寄せるような働きをする筋肉のことです。下の絵のように、6つの筋肉をまとめて内転筋と呼んでいます。
これだけの筋肉があるにも関わらず、普段の生活では、あまり使うことはないので、それだけ血液やリンパも滞りやすいといえます。 ストレッチなどで刺激を与えることで意識的に動かせるようすることが大切です。
開脚のストレッチで内股を徹底的にストレッチします。大きな筋肉なので、しっかりと、ゆっくりじんわりと。ストレッチのときに内転筋を手でほぐしても良いでしょう。
3、ムクミ解消で快適な毎日を
今回紹介した2つのストレッチをゆっくり、しっかりやることで、脚が軽くなることを実感することができます。
わたし自身、外来で一日中立ちっぱなしの仕事で、夕方には脚がパンパンで痛いほどひどいムクミでした。朝、このストレッチをするようになってから、朝から脚が軽く、続けるうちにムクミが気にならなくなりました。
ムクミ解消で、仕事や家事が少しでも楽に、楽しくできるようになるといいですね!!