奥冨ひろえ(ローザ)
看護師(婦人科&美容外科)/(1級プロ)骨盤力アドバイザー
プロフィール
1980年、代々医者の家系に生まれる。
幼少期から、バレエ、スキー、中学からは剣道をはじめ、カラダを動かすこと、表現することが好き。ずっとテレビの人になりたいとは密かに思っていたが、父は勉学に厳しく、その思いを打ち明けることはできずに育った。
看護大学卒業後、上京。
上京後、大学病院の看護師として勤務しはじめ、患者の生死に携わるなか、ある日突然人生が終わるという現実もあること、人は死ぬ前にやらなかったことに対して後悔すること、時間は有限であること、時間=命であることを強く感じ、『やりたいことやろう』と、ずっとやりたかった舞台女優、お笑い芸人としても活動を開始。その頃の芸名がローザ。
看護師としては、混合病棟、外来(内科、外科、胃腸科、整形外科、乳腺外科、皮膚科)内視鏡室、手術室、救急外来など幅広く経験。西洋医学による治療の必要性と共に、その限界もみることもあり、病気に対する根本的な考え方、健康になる生き方、あり方を考えるようになる。
自分の内なる声からの迷走
ある日、ふと「わたしの居場所はここじゃない」という自分の内なる声を聴く。病気に対するケアではなく、もっと根本的に健康に目を向けたケアで人と関わりたい。では、健康とは??>>カラダ、こころ、魂の調和がとれている状態。まず、自分が健康になる生き方を体現しよう。と、「自分を生きること」を模索しはじめる。が、「自分は何をどうやったら自分を生きられるのか?」「やりたいことは何か?」がわからない状態で、まずは興味があることをやってみたり、学んだり、会いたい人に会いに行ったりしていた。
生まれてきた目的
その頃に学んだのが、レイキヒーリングや、潜在意識を書き換えるセラピー。学ぶなかで、自分が生まれてきた目的についても、「ただ、この世界を楽しみに来た(家族、特に母、娘や、家族と同じように大切な人と共に)」ということがわかった。「家族の調和が保たれれば、人生は成功だ」というインディアンの言葉に惹かれるのも、そのためだとわかった。そして、幼少期の母子の関係性が潜在意識に大きな影響を与えていて、現在の性格やモノの見方、捉え方に影響しているということも知った。
転機
そんななか、2016年6月。ある朝突然、腰の痛みで起き上がれず、激痛で微動だにできなくなり、そのまま2ヶ月の寝たきり生活を余儀なくされるのであった。検査の結果、「腰椎椎間板炎」の診断。半年間に及ぶ抗生剤の投薬治療と共に、約10ヶ月のリハビリで、自分のカラダとこころとじっくり向き合い、独自の骨盤セルフケア方法と骨盤と姿勢とこころの関係性を見いだす。
骨盤力との出会い
さらに骨盤のセルフケアを深く学びたい、この腰痛を早くなんとか克服したいと思っているときに、たまたま「骨盤力」と出会う。骨盤力のセルフケアで日に日に自分のカラダが変化していき、気がつけば、楽に立てるようになり、腰痛もなく歩けるようになり、軽く走れるようになり、踊れるようになり、股関節痛もなくなり、ついでに、ウエストから引き締まり、O脚も揃い、そのカラダがどんどん変化する過程がおもしろく、ありがたかった。
母親とは
この療養期間を支えてくれていたのは、家族、友達の存在で、特に、実母と娘の存在が大きかった。むかし、娘を出産した数日後に、「これ、わたし死ぬかも」と思うほどの大量出血をしたことがあり、その時も母がいてくれたことで一命をとりとめた。母が元気で、何かあった時に支えてもらえることは、ホントにありがたく、恵まれていることで、家族の中でも、母は家族の命をつなぎ、こころをつないでいる存在なのだと思った。
母にはいつまでも健康でいて欲しいと願うし、私自身も、家族と楽しむために健康でありたい。社会をつくる最小単位である「家庭」。「家庭」の未来を産み出すチカラを備えた母親が、健康で、美しく、輝いていたら、その家族は健康に恵まれ、社会はわずかにでも変わるのかもしれない。
健康で、生きがいを感じて、楽しみたいと願う世の母親のために、私は「骨盤力」でサポートすることができる。輝いて生きる母親の姿は、子どもからみても、美しく、その子どももまた、自分の力を生かして生きていくのだろう。その思いから、『美姿勢母がつくる未来』を理念に、婦人科&美容外科クリニックに勤務しながら、骨盤力の普及活動を行っている。
「骨盤力」公式スクールのWebSiteにインタビュー記事が掲載されています>>>激痛!椎間板炎から見事回復・・・だけでは済まなかった!
娘がひとり。プライベートでは、家族でキャンプが楽しみ。